206・マイナンバーカード 使えるメリット5つ

目次

  1. マイナンバーカードとは
  2. 交付申請の方法
  3. メリット
  4. マイナポイントをもらうには

1.マイナンバーカードとは

証明書、行政サービスを受ける事ができるようになる「ICカード」です。
ICカード裏面に記載してある「12桁」の数字が、マイナンバー(個人番号)になります。

平成28年1月から、本人の申請によりカードの交付が開始されました。
当面の間は手数料がかからないようです(本人の責による再発行の場合を除く)

表面

カード表面
  1. 氏名・住所・生年月日・性別・顔写真
  2. 電子証明書の有効期限の記載欄
  3. セキュリティコード
  4. サインパネル領域
  5. (情報に修正が生じた場合に内容を記載(引越時の新住所など))
  6. 臓器提供意思表示欄

裏面

カード裏
  1. ICチップ
  2. 個人番号(マイナンバー)

出典:総務省「マイナンバーカード」より

※カード裏面の個人番号をコピー・保管できる事業者は、行政機関や雇用主等、法令に規定されています。
 規定されていない事業者の窓口では、裏面をコピー・保管することはできません。

2.交付申請の方法(4種)

  1. いずれかの方法で申請

     ▼
 2.市区町村が交付通知書※1を発送するまで概ね1か月間※2
     ▼
 3.住民票の住所に個人番号通知書と個人番号カード
   交付申請書が、簡易書留で届きます

※1交付通知書は市区町村がマイナンバーカードの交付の準備ができた旨をお知らせする通知書
※2交付申請書等に不備がある場合を除く

お住まいの都道府県・市区町村が共同して運営する組織「地方公共団体情報システム機構」も確認下さい。

3.マイナンバーカードのメリット

①本人確認書類(本人である証明書)

  • カードの表面「顔写真」 本人との写真を目で確認
    • なりすまし防止
  • カードの裏面「ICチップ」「個人番号」 インターネット等による照会
    • 安全・確実に本人証明
    • 全国で住民票の写しを受けとり
    • 口座開設等の手続も安全

②各種証明書 コンビニで発行

利用場所:全国のコンビニ(利用可能なコンビニの一覧
利用方法:利用店舗ごとの操作確認 ※事業者店舗名クリック

※ 暗証番号を3回間違えた場合、「住民票の行政窓口」にて「処理」が必要です。
  この処理を終えるまでコンビニ等での証明書発行はできません。

▼ 取得できる証明書の種類

  • 住まいの市区町村(住民票)の証明書
    • 住民票の写し
    • 住民票記載事項証明書
    • 印鑑登録証明書
    • 各種税証明書
    • 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
    • 戸籍の附票の写し
  • 本籍地の証明書(お住まいの市区町村と本籍地の市区町村が異なる方向け)
    • 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
    • 戸籍の附票の写し

③健康保険証としての利用

利用できる医療機関:
ステッカー・ポスターの張ってある医療機関・薬局
 ➡ マイナンバーカードの健康保険証利用参加医療機関・薬局リスト(2022年1月30日)
出典:厚労省「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ」より

  • 申込方法(1か2のどちらか)
    1. マイナポータルから申込み
    2. セブン銀行ATMから申込み
  • 申込に必要なもの
    1. 申込者のマイナンバーカード + 数字4桁の暗証番号(パスワード)
    2. スマートフォン 対象機種
    3. マイナポータル(アプリ iOS版Android版どちらか)インストール
  • 申込の流れ
    1. ホーム画面からマイナポータルを開く
    2. 「健康保険証利用申込」をタップして、申し込みのページを開く
    3. 以降、画面指示に従って操作
  • その他の活用方法
    • 就職・転職・引越をしても健康保険証としてずっと使える!
    • マイナポータルで特定健診情報や薬剤情報・医療費が見られます!
    • マイナポータルで確定申告の医療費控除がカンタンにできます!
    • 窓口への書類の持参が不要になります!
    • マイナポータル、薬局にて特定健診等の情報や薬剤情報を閲覧できる

特定検診・薬剤情報のメリット

薬剤情報 利点①
薬剤情報 利点②

出典:デジタル庁・総務省・厚労省「マイナポータル」より
出典:厚生労働省保険局「健康保険証の資格確認がオンラインで可能となります」より

④行政手続きがオンラインでできる

手続き・申請:ぴったりサービス(マイナポータルより)


ぴったりサービスで検索・申請できる手続の例

  • 妊娠・出産
    • 妊娠の届け出
    • 児童手当の新規申請
    • 児童手当等の額の改定(増額)の請求
    • 医療証再交付申請 など
  • 子育て
    • 保育施設等の利用申込
    • 保育施設等の現況届
    • 児童手当の受給口座を変更 など
  • 戸籍謄本(全部事項証明)・抄本(個人事項証明)交付申請

※市区町村によってサービスが異なります。
出典:デジタル庁「マイナポータル 手続の検索・電子申請(ぴったりサービス)とは」より

⑤ e-tax もっと簡単・便利

  • 税務署に出向く必要なし(スマホで所得税申告が可能)
    ※パソコンとICカードリーダは不要
    • 用意するもの: マイナンバーカード、スマートフォン
  • 簡単・便利
    • 年末調整・確定申告(マイナポータル連携特設ページ
    • 生命保険料控除証明書などの情報が一括入手
    • 保険料の区分も自動判定
    • 証明書などの情報が自動計算
    • 控除額も自動計算

出典:国税庁「マイナポータル連携特設ページ(マイナポータルを活用した控除証明書等のデータ取得と自動入力)」より

4.マイナポイントをもらう

手順①:マイナポイント手続スポット※1で予約・申込

  1. 準備
    1. マイナンバーカード
    2. 数字4桁のパスワード(暗証番号)
    3. 決済サービスID/セキュリティコード※2
  2. 予約・申込(下1・2いずれか)
    1. スマートフォン
    2. マイナポイント手続スポット ※1
  3. 申込の確認「マイページ(利用者マイページ)より確認)

手順②:選んだキャッシュレス決済サービス※3でチャージやお買い物

手順③ 利用金額の25%分のポイント!(一人5,000円分上限)

※1 マイナポイント手続スポット
  マイナポイント予約・申込手続が安心・安全に、かつ無料でできる場所です。
※2 決済サービスID・セキュリティコードの確認方法
※3 決済サービス:QRコード決済(○○Pay)や電子マネー(交通系のICカードなど)、クレジットカードな

第1弾 ■申込期限:2021年12月末まで(終了)

第2弾 ■申込開始時期:2022年1月1日から
特典①最大5,000円相当のポイント
  • 対象
    1. ①マイナンバーカード取得して、マイナポイント第1弾に見申込みの方
      (マイナンバーカードをこれから取得される方含む)
    2. 第1弾にて最大5,000円分までポイント付与を受けていない方
       引き続き、上限(5,000円相当)までポイントの付与が受けられます
  • マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
  • 申込期限:2023年2月末まで
特典②7,500円相当のポイント
  • 対象
    • 公金受取口座の登録を行った方 (公金受取口座の登録自体の開始は2022年春頃を予定しています。)
  • 申込開始時期:2022年6月頃開始
  • マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
  • 申込期限:2023年2月末まで