011・クリニックに求められるキャッシュレス
目次
1.急激に進む現金離れ

良く使う決済方法、1位はクレジットカード。現金は3割以下
突然の診療所への通院、診察を終えないと支払額が分からないうえ、「支払いは現金のみ」と言われて手持ちも無く焦る事があります。
アンケートの結果、最も利用する決済手段はクレジットカード41.8%、現金29.1%、スマホ系25.2%。現金決済を主流で利用するのは3割の結果となりました。現金を持ち歩かない中で「急な診察は困る」というわけです。

出典:RakutenInsight 「キャッシュレス決済に関する調査 (n=1000,複数/単一選択)」より
2.キャッシュレス対応を急げ

キャッシュレス決済を切望される業種 医療機関が実質No.1
キャッシュレス決済手段を利用できたらいいと思うお店・場所・サービスなどを聞いたところ、現在利用している場所同様、「インターネット通販」が最も高く47.7%。次いで、「医療機関」(39.2%)、「飲食店」(37.6%)、「各種税金」(36.0%)が続いた。
出典:RakutenInsight 「キャッシュレス決済に関する調査」より
出典:RakutenInsight 「キャッシュレス決済に関する調査 (n=1000,単一選択)」より
医療機関でのキャッシュレス決済への期待は別にもあります。
性年代別でみると、女性20代・30代・40代(それぞれ71.8%、80.0%、70.9%)で「ポイントやキャッシュバック、割引などの特典がほしい」が全体と比べて高かい事が分かりました。医療費の支払いは高額になる事も多い事から、それらのプレミアに惹かれているようです。
今後女性の患者さんを増やす為には、至急「キャッシュレス決済対応」をホームページ、SNSで発信する事も必要と思われます。Withコロナでセルフレジの導入が急加速していますが、現金以外の決済方法も併せて検討する事をおすすめします。
最近では、海外渡航者も少なくなっていますが、インバウンド旅行者などの急な診察に対応する為にも導入が急がれます。
3.自動精算機の紹介
Withコロナ対策として、特におすすめしたい自動精算機をご紹介します。
株式会社 アルメックス

VISA、MasterCard、JCBなどの各種クレジットカードでお支払い
交通系ICカード Suica、PASMO、ICOCAなど可能(オプション)
※交通系ICカード決済は今後対応予定となります。
釣銭機能がよりグレードアップ
全金種取り扱い可能
硬貨・紙幣とも全金種取り扱い可能、紙幣なら20枚を一括で投入できます。2千円札以外リサイクルが可能ですのでこまめな釣銭補充は不要となり、より快適にご利用いただけるようになりました。
入出金部手元カメラ
硬貨払出カメラ標準搭載
患者さまが精算機操作時の手元映像を記録することが可能です
出典:株式会社アルメックス 「医療機関>クリニック・調剤薬局」より
- 19インチの大型モニタ
- バーコードリーダ(オプション):診察券やスマートフォンに表示されるQRコードを読み取り
- サーマルプリンタの他「クレジットカード決済明細書」や入出金時の「各種レシート」の出力が可能
- LEDサイドパーテーション:エラー内容によって色を変更でき、精算機の稼働状況が一目で確認
株式会社 寺岡精工

TERAOKAのキャッシュレス決済サービス「Payoss」との併用により、決済端末とレジの連動による正確・スピーディーな会計処理と、衛生的な決済を実現。万全のセキュリティ対策とポイントカード対応を両立し、関連事務作業の軽減にも貢献します。
機能1)対面セルフレジ
商品登録は店員が、お支払いはお客様ご自身に行っていただくレジです。
機能2)フルセルフレジ
商品登録からお支払いまで、お客様ご自身にセルフチェックアウトしていただくレジです。
機能3)セルフ精算機
ほかのレジからの会計データを受け付け、お客様がセルフチェックアウトを行うセルフ精算機です。
出典:株式会社 テラオカ精工 「製品情報」より
- 1台で3つのPOSレジ機能を兼ね備えています
- 自動釣銭釣札機を持たない省スペースな完全キャッシュレスモデルも用意
- 壁掛けタイプ、現金対応レジの背面スペースに設置したツインタイプなど、非接触の支払い方法としてキャッシュレス化の需要に対応