209・自宅でマイナンバーカードの保険証登録
オンライン資格確認への準備として、Windows11のPCに、ICカードリーダーを接続してみました。
マイナンバーカードを保険証として登録するまで20分もあれば十分設定は可能です。
しかしログインする際、パスワード4桁を間違えてしまい、結局区役所でパスワードリセットをする羽目となり、時間のロスとなってしまいました。
参考) 電子証明書のパスワードのロック解除の手続について
マイナンバーカードの電子証明書のパスワードは、一定回数間違えるとロックがかかり、市区町村窓口でのロック解除が必要となります。
・利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁の数字)は、3回間違えるとロックされます。
※コンビニでの証明書取得や健康保険証のオンライン資格確認等で利用。
・署名用電子証明書のパスワード(6~16桁の英数字)は、5回間違えるとロックされます。
※電子申請で利用。
参考)電子証明書の更新について
マイナンバーカードの電子証明書又はマイナンバーカードの有効期限が近づいた場合、有効期限通知書によりお知らせしています。
電子証明書には5年の有効期限があり、有効期限が過ぎた場合にはコンビニ交付等に使えなくなるため、更新手続が必要となります。更新手続は有効期限の3か月前から可能です。電子証明書の有効期限が過ぎた場合は、無料で新しい電子証明書を発行することができますので、ご安心ください。
出典:地方公共団体情報システム機構 「公的個人認証サービス」ポータルサイト より
目次
- 準備するもの
- カードリーダーのドライバインストール 作業時間5分
- 利用クライアントのインストール 作業時間1分
- 健康保険証の登録 作業時間5分
- 利用してみる

1.準備するもの
1.WindowsPC(OS:Windows11)
2.非接触型ICカードリーダー(SONY RC-S300) ※下記2022/3/7時点のECサイトより

2.カードリーダーのドライバインストール
1.SONYのダウンロードコンテンツ:ソニー株式会社 | FeliCa | 個人のお客様 | サポート・ダウンロード | 基本ソフトウェア (sony.co.jp)

2.PC/SCアクティベーター for Type Bをクリックし、ダウンロード
3.上記ファイルをインストールガイドに沿ってインストール
4.NFCポートソフトウェアも同様にダウンロードし、インストール

3.利用者クライアントのインストール

2.「STEP4(パソコンに利用者クライアントソフトをダウンロード・設定しよう!」 から
3.JPKI利用者ソフトのダウンロード(Windows版)をダウンロードし、インストール

4.健康保険証の登録
1.マイナポータル・トップページへ トップページ | マイナポータル (myna.go.jp)
2.ログイン をクリック

3.カードリーダ「RC-S330」にマイナンバーカードを置いて、ICカードリーダライタでログインをクリック

3.利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁の数字)を入力。※3回間違えるとロックされるので注意下さい。

4.保険証の利用登録から、メッセージの沿って進む

5.利用してみる
メニューの一部だけでも非常に沢山の情報が自宅で閲覧可能の様です。
・健康保険証情報、医療機関で支払った医療費の情報(年月の期間指定アリ)、予防接種、薬剤情報
・税・所得、医療費通知情報
・年金(年金資格記録情報、年金支払額や振込予定日の給付情報)、他
・子ども・子育て(児童手当の支払額、支給年月情報)、ひとり親家庭向けの児童扶養手当、他多数


何ができるのか
今回はマイナンバーカードで試しましたが、ネット経由で確定申告できるe-Taxであったり、Edy、WAONなどでもカードリーダーが利用できるようです。
マイナンバーは自宅でも利用価値が十分にあると感じます。医療費、年金、通院歴、投薬歴などのパーソナルレコードがいつでも確認できるのはもちろん、児童手当、乳幼児の健康診断、予防接種など子育てにも非常に役立つと思います。
とても身近に感じました。カードリーダーは、是非自宅で準備する事をおすすめします。